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『星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート』に行ってきました - 夏の流氷

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2017-07-21 Fri

『星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート』に行ってきました

昨日(7月20日)、東京は渋谷の大型複合文化施設「Bunkamura」で開催された、
『星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート』に行ってきました。
追加公演初日となる昨日の開催は、東京公演(1次)と大阪公演から数えて計5回目となります。
ちなみに、私のチケットは夜の部(19:00~)でした。

先の抽選販売でことごとく落選しつつも、3度目の正直ならぬ4度目の正直で、
ドリームシートのチケットを2枚(計25,000円)入手。

私と同じくカービィ好きの友達を(半ば強引に)誘って行きました。



公演が行われる「オーチャードホール」のロビーに設置されたパネル。
音楽を嗜む大王様、ステキですね。

ちなみに限定グッズは、私たちの到着が遅かったのもあり、クリアファイルしか買えませんでした。
パンフレットとかも欲しかったのに…… 無念!

正装(?)したワドルディ一家。
ジェントルワドおじさんは、たぶん付けヒゲ。


燕尾服に身を包み、ノリノリでタクトを振るうカービィ。
…ノリノリになる余り、唄い出さないことを祈るばかりです(笑)



公演で使われるオーチャードホールの収容人数は、およそ2000人。
見渡す限りの座席が全て埋まり、「カービィ」の人気と層の厚さを再認識しました。
大半の方は今回が初参加だったらしいですが、中にはリピーターも。流石ですね。

そして、会場に招かれたゲストがまた凄い!

○「カービィ」シリーズの現職ディレクターである熊崎信也さん
○HAL研究所の音楽スタッフ5名
… 石川淳さん
… 安藤浩和さん
… 池上正さん
… 酒井省吾さん
… 大原萌さん
○カービィの声優でもある大本眞基子さん

カービィファンであれば、これがいかに豪華な面子なのかお分りいただけるでしょう!
(ちなみに、生みの親である桜井さんは第1次東京公演のみの参加です)

HAL研究所の音楽スタッフというと、良くても文面のみであまり表舞台に出ることが無い・・・
というイメージがありますよね。

酒井さんに関してはゲーム音楽のイベントなどに度々出演されていますが、
一方で石川さんは、社長が訊く『毛糸のカービィ』で初めて顔を出されたくらいです。
そんな面々が一堂に会し観衆の前に姿を現す、またとない機会です。

5人の中で唯一の女性である大原さんは、2015年入社の新人の方。
「タッチ!カービィ スーパーレインボー」や「カービィカフェ」で、もはやお馴染みですね。
同じく東京勤務の酒井さんと共に、今回のオーケストラ用の編曲を担当されています。


・・・で。
これほどのメンバーともなると、ややディープな開発秘話なんかもいろいろ飛び出す訳で…(笑)

現ディレクターの熊崎さんは、サウンドに対する指示があまりにも具体的で、数も多い。
オーダーをこなす量が多すぎて、音響機器が「ブツブツッ…!」というノイズを発するほど。
そのノイズを聞いた熊崎さんはひとこと、「今のブツブツ良いですね!」
池上さんが新人のころ、カービィサウンドの趣向について石川さんに師事を図ったところ、
返ってきた答えは「頭をカラッポにすれば自然と出来上がりますよ!」
早速実践してみたところ、何も出来上がらなかった。
「夢の泉デラックス」のサウンド制作が佳境を迎えていたころ。
当時メインで開発に携わっていた石川さんが、社内の廊下で偶然桜井ディレクターに遭遇。
桜井さんは開口一番、「忙しくて忘れてましたが、そろそろサウンドの監修しましょうか」
ほとんど完成していたはずのサウンド達は、その時初めてダメ出しを食らいまくった。
桜井さんは音に対するこだわりが強い一方で、注文が抽象的なことが多かった。
「もっとバーンと来る感じに!」と言われ音量バランスを上げれば、「うるさすぎる!」とNG。
目まぐるしく作業をしているうちに、目を開けたまま気を失っていた…とは石川さん談。
安藤さんは、ホームセンターで買ってきたヒヨコをニワトリになるまで飼育している。
「星の夢」が繰り出す攻撃のSEとして自宅のニワトリの鳴き声をわざわざ録音したのに、
大抵のプレイヤーがその攻撃の前に倒してしまう現実を、少しだけ残念に思っている。
スピンオフのラスボスにデデデが多いのは、バックボーンを説明する必要が無いから。
カービィの永遠のライバルという立ち位置が、彼がラスボスたる所以となりえる。
そうしたカービィとの関係性も、熊崎さんがデデデを気に入っている理由のひとつ。
大本さんはゲームのカービィの声を、男でも女でもない「中性的」な雰囲気で演じている。
対してアニメではその設定上、男の子の赤ちゃんをイメージした声に変えていた。
なお台本の台詞は全て日本語で、それを大本さん自身がカービィ語に変換していた。
熊崎さんの好きなキャラは、デデデを除くと「ブキセット」「ゴーストナイト」「ポポン」など。
アニメのオリジナルキャラで言うと、「シリカ」「チリドッグ」がお気に入り。
ちなみに大本さんはチリドッグのことは忘れていた。
「タッチ!カービィ スーパーレインボー」の4-1で流れるBGMの名前は「天かける虹」。
実は大原さんがHAL研入社後に初めて作った曲で、本人にとっても思い入れのある一曲。
なかなか進まなかったメロディの制作は、ある日突然涌いてきたアイディアで解決した。

石川さんはMCへの受け答えは質素な一方で、愚痴っぽい内容になると途端に饒舌に(笑)
あまりにも生々しい話でしたが、なんだかんだで会場は笑いに包まれていました。

隣に立っていた安藤さんは、こちらでも分かるほどのガチガチな緊張具合。
ニワトリ柄のブラウスという奇抜な服装でしたが、静かにぽつぽつと話す姿も印象的でした。



公演は間に休憩を挟んで第1部と第2部に分かれており、それぞれ約1時間ずつの演奏です。
プログラムは以下の通り。

【第1部】
♪ 星のカービィ25周年 グランドオープニング
♪ 星のカービィ 夢の泉 メドレー
♪ デデデ大王&メタナイト・タッグ メドレー
♪ 星のカービィ2 なかま メドレー
♪ 星のカービィ3 & 64 メドレー
♪ 星のカービィ スーパーデラックス メドレー

【第2部】
♪ カービィのエアライド メドレー
♪ 星のカービィ 鏡の大迷宮 & 参上!ドロッチェ団 メドレー
♪ ボールになったカービィ メドレー
♪ 星のカービィ トリプルデラックス メドレー
♪ 星のカービィ ロボボプラネット メドレー
♪ 星のカービィ Wii メドレー

【アンコール】
♪ あしたはあしたのかぜがふく
♪ 銀河に願いを:エンディング

↑見るだけで幸せな気分になれるこのラインナップ!!


超豪華なオーケストラによるメドレー形式で次々に再現される名曲の数々と、
それに合わせて映し出されるダイジェスト映像の調和が涙腺を刺激します。

第2部後半では、近年のシリーズで飛び抜けた人気を誇る「スカイタワー」「CROWNED」
「狂花水月」、そして「VS.スタードリーム」が立て続けに演奏され、まさに至福の時間でした。

特に「エアライド メドレー」では、作曲担当者である酒井さんが直々に指揮者として登壇!
普段の気さくな雰囲気とは打って変わって、力強くタクトを振るう姿は圧巻のひとこと。
「プランテス」~「マグヒート」~「伝説のエアライドマシン」のメドレーは、迫力満点でした!

「ロボボプラネット メドレー」では、なんと大本さん本人によるリサイタルが開幕!
クイン・セクトニアとスージー二人が登場する 寸劇 ミニドラマがリアルタイムで流れた後、
「銀河に名立たるハルトマン」を歌ってくれました。 じぃ、つぅ、にぃ、すばらしい!
というか、何の前触れも無く日本語で喋り出すスージー達に衝撃を受けました。
ゲームの方がフルボイスだったら、あんな感じになるのかな…なんて。

最後のアンコールでは、観客にあらかじめ配布されたサイリウムの演出も加わり、
オーケストラ特有の「奏者と聴衆の一体感」が目に見える形をもって表現されました。



全ての演奏が終了したのは、21:30。
近くの大戸屋で夕食を済ませたのち、夜の渋谷と秋葉原を徘徊して終電ギリギリで帰宅。

チケット代に見合う…どころか、それ以上の感動を体験できたと思います。
主催者ならびに関係者の方々、本当にありがとうございました!


■追記:
今月から発売されている一番くじ「星のカービィ ICE CREAM」を買いました。
計6回引いた結果、一番欲しかったチャーム3種が当たりました。
その他はグラス2個と、デザインタオル1枚。
欲を言えばデカいぬいぐるみも欲しかったのですが、勝負は時の運、ということで(謎
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